夏場や冬場に欠かせないエアコンですが、このようなお悩みはありませんか？
- 「最近エアコンの効きが悪い…」
- 「冷たい風や暖かい風が出ない」
- 「電気代が高くなる割に冷暖房効果がイマイチ…」
この記事では、エアコンが効かない原因を創業52年空調のプロの視点から解説し、簡単に自宅でできるチェック方法や、修理が必要なサイン、業者選びのポイントまでご紹介します。
家庭用・業務用エアコン問わず参考になる内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。
冷房・暖房が効かない主な原因と自宅でできる対処法
1.フィルターの目詰まり
フィルターにホコリや汚れがたまると、空気の流れが悪くなり冷暖房効率が下がります。結果として、設定温度に達しづらくなったり、電気代が高くなることもあります。
【対処法】
2週間〜1ヶ月に1回を目安にフィルターをお手入れをしましょう。
掃除機でホコリを吸い取り、ぬるま湯でやさしく洗浄すると効果的です。
洗った後は必ず完全に乾燥させてください。（半乾きはカビの原因になります）
2.室外機まわりの通気不良
室外機が直射日光を受けたり、周囲に物が置かれていると、熱交換の効率が低下してしまいます。特に夏場はこの影響が大きく、冷えが悪く感じる原因になることがあります。
【対処法】
室外機の周囲50cm以上には物を置かないようにしましょう。
また、直射日光の対策として、日除けなどを設置するのも効果的です。
3.冷媒ガス（フロンガス）の不足・漏れ
経年劣化や施工時の不備により、冷媒ガスが徐々に漏れてしまうケースがあります。ガスが減ると、エアコンは頑張って動こうとし、効きが悪くなるだけでなく、故障の原因にもなります。
【対処法】
冷媒ガスの点検・充填は、資格者による作業が必要になるため、専門業者やメーカーに依頼しましょう。
無資格での作業は法令違反になる場合があるため、注意が必要です。
4.リモコン設定や操作ミス
意外と多いのが、リモコン設定の間違いです。冷房のつもりが送風モードになっていたり、設定温度が高すぎることもあります。
【対処法】
「冷房」「暖房」モードになっているか確認しましょう。風向きや風量設定を「自動」にすると効率よく温度調整ができます。リモコンの電池が弱くなっているだけで動作が不安定になる場合もありますので、電池交換も忘れずに行いましょう。
5.経年劣化・内部部品の故障
エアコンの寿命はおよそ10〜15年になります。長期間使用していると、コンプレッサーやモーター、基板などの内部部品が劣化し、効きが悪くなったり異音が出ることがあります。
【対処法】
「カラカラ」「ブーン」など異音がある場合は早めに専門業者に点検を依頼しましょう。
焦げたようなニオイがする場合は、電気系統の異常の可能性があるため使用を中止してください。
修理費が高額になる場合は、省エネ性能の高い新機種への交換も検討してみてください。
修理が必要なサイン
以下のような症状が見られる場合は、自己判断せずに専門業者へご相談ください。
- 室内機・室外機がまったく動かない
- 操作ボタンを押しても反応しない
- 室内機から水が垂れる（ドレン詰まりの可能性）
- ブレーカーが頻繁に落ちる
- リモコンにエラーコードが表示される
エアコン業者を選ぶ際の注意点
エアコンの性能は、設置時の施工の質によって大きく変わります。
価格の安さだけで選ぶと、あとで「冷えない」「すぐ壊れた」などのトラブルにつながることも少なくありません。
- 安さだけで選ばない：適切な配管・真空引き・電圧確認を省く業者は要注意。
- 家電量販店や通販サイトの丸投げ工事に注意：下請け業者による施工で品質が一定でない場合もあります。
- 技術力と実績を重視する：国家資格（電気工事士・冷媒回収技術者）を持ち、施工実績の多い業者を選びましょう。
まとめ
エアコンの効きが悪いと感じたときは、まずは「フィルター」「室外機」「リモコン設定」など、簡単にできるチェックから始めましょう。
それでも改善しない場合は、冷媒ガス漏れや部品の劣化など、専門的な点検が必要です。
創業52年の経験と実績を持つ共立空調では、機器の点検から修理、買い替えのご相談まで一貫してサポートいたします。
滋賀県湖南市・甲賀市・栗東市・草津市・東近江市でエアコンの不調にお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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